メン・イン・ブラックのスピンオフ作品ということで、これまでの作品とはまた違ったテイストの作品だったように思います。地球の脅威となり、危害を及ぼす宇宙人を倒すという大前提が違ってしまったのが少し残念でした。意表をつくような設定は良かったとは思うのですが…。同じ設定の、別の作品と思って楽しむのが良いのかもしれません。
Mが幼い頃に出会ったエイリアンと再会するシーンがありますが、そのエイリアンとMが関わるシーンがもっと見たかったし、もっとこの二人のストーリーを深めてほしかったなと思いました。
しかし、シリーズ初となる女性を相棒に迎え入れたのがとても良かったです!「メン」イン・ブラックを「メン&ウィメン(男と女)」と言っているのも、なんだか感慨深かったです。さらっと進んで、なんてことないようなシーンでしたが、大きな意味を持ったシーンだったように思います。
新たなシリーズ作品が作られるかはわかりませんが、これを機に他の多くの女性エージェントが今作で活躍してくれると嬉しいなと思いました。