インデペンデンス・デイ：リサージェンスの豆知識・失敗談

• 

  インデペンデンス・デイ：リサージェンス

  2016年7月9日 上映 / アメリカ / 120分

  2.2/5.0

  1件

  エイリアンによる地球侵略に人類が立ち向かい、およそ30億人もの命を失いながらも勝利を収めてから約20年が経過した。人類はさらなる襲来に備えようと、エイリアンが残した宇宙船の技術を転用した地球防衛システムを作り上げる。2016年7月、そんな人類を試すようにアメリカ全土を覆うほどの大きさを誇るエイリアンの宇宙船が出現。彼らは重力を自在に操る圧倒的な科学力で、ニューヨーク、ロンドン、パリといった都市を次々と襲撃する。猛攻撃は止むことなく続き、人類存続の要であった防衛システムも無力化してしまう。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  第1作の成功から間もなく、20世紀フォックスはディーン・デブリンに多額の報酬を支払い、続編の脚本を書かせました。しかし、脚本を完成させた後、デヴリンは脚本を提出せず、報酬をスタジオに返してしまいました。脚本が1作目にそぐわないと感じたのです。それから約15年後、デヴリンはローランド・エメリッヒと再会し、続編のためのストーリーを「パクった」と感じて再挑戦したのです。
• 豆知識・トリビア
  ウィル・スミスは、スティーブン・ヒラー大尉役を続投する予定でしたが、フォックスは、続編2作で5,000万ドルのギャラという彼の要求に応えることを拒否しました。ローランド・エメリッヒ監督は、2013年6月にDaily Newsに対し、スミスが続編に出演しないことを明言し、ジェフ・ゴールドブラムがデビッド・レビンソン役で再登場することに言及しました。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  (20分頃）20年間昏睡状態にあったオークン博士が目を覚まし、何事もなかったかのようにベッドから飛び出し、走り回りますが、実際は20年も昏睡状態が続くと、筋肉が萎縮してしまい、仮に動くことができたとしても、ほとんど話すことができません。
• 失敗談・うっかりミス
  高層ビルを引っ張り上げて地表から離すほどの質量を持つ宇宙船は、地球の大気やプレートテクトニクス、さらには地球の自転にも大きな混乱をもたらすはずです。映画の中で暗示されている被害は、実際に起こることに比べれば取るに足らないものであり（例えば、地震の衝撃波だけでも振幅が何百マイルもあり、海は蒸発し、地殻は地球全体で裂け、自転軸と速度は劇的に変化します）、最終的に船が地球を離れたとき、地球は「相互作用」によって全く無傷に見えています。
• 失敗談・うっかりミス
  エイリアンの船が「プラズマドリル」を使って地球のコアに到達するとき、いくつかの間違いやエラーが見られます。1. そのようなドリルを海で使用すると、大量の水を蒸発させてしまい、非常に広い範囲で霧が発生して視界が悪くなり、その後の嵐は言うまでもありません。2. 地球の内核は、場所によっては地表から3100～3900マイル下にあります。船には、水中探索用のソナーが搭載されていますがそのような機器では、何千マイルもの深さにある掘削の進捗状況を示すことは全くできません。さらに、船のソナーに映っているのは、石油探査に使われる反射型の地震調査の背景で、調査深度はせいぜい数キロ程度です。3. 地球上の特定の場所のコアの深さが不明なのに、コアに到達する正確な瞬間をどうやって計算するのか？コアの深さは3100～3900マイルの範囲にあるとしかわかっていないのに、掘削時に到達する時間は秒単位で計算されますが、少なくとも25％の誤差があるはずです。