エンタメとしては見れるのではないか?
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月26日 21時23分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
「セブン」「ゾディアック」「ゴーン・ガール」などを手掛けた奇才デヴィッド・フィンチャーの作品。彼はこういう作風を作らせると右に出るものはいない感じですね。
最初あらすじだけを聞いて中々面白そうだったので見てみました。途中でフト、あれっ!?これってどこかでみたような気がするという既視感に襲われましたが、思い出したぞ!「ホームアローンだ!」となりました。もちろんコメディーとシチュエーションミステリーでは全く違うのですが、ホームアローンのサスペンス版だと思ってもらえれば(わかりますかね?)
もうちょっと鬼気迫る見えない恐怖に怯えるようなものを想像してたので期待外れでした。
警察が来た時にあれだけのヒントをたくさんくれたにもかかわらず、それを突っぱねたのは全くもって腑に落ちない。それにその後の監視カメラをぶっ壊し始めてたりしたり、あんなにデカい音を出し続けたらさすがに隣人が怪しんでもよさそうなのに、反応無かったり。とにかくあの親子で言っている事とやっていることがメチャクチャになってきます。それからはただ単に娯楽としか見れませんでした。なのでホームアローンに似ていると感じたのかもしれませんが。
でもオープニングのマンハッタンをバックにしたCGは凄くクールでカッコいいですよ。