アクションとしても人間ドラマとしても見応えあり
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月21日 08時29分
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総合評価:
4.0
ガル・ガドットをおいて「ワンダーウーマン」を演じる人はいないんじゃないかと思うぐらい適役の彼女、舞台は1984年でその当時のファッションも見事再現されていて面白かったです。
今度の敵は途方もなく大きいヤツでした。「願いの石」を触って自分の願いを言えばどんなことでもかなってしまう、人間の欲望は果てしないことも痛感させられましたし、この世界で一番怖いのは人間ではないかというのも痛感させられました。
また冒頭のワンダーウーマンが少女のころのシーンから迫力満点で惹きつけられましたし、みんなを守るヒロインは、自分のことは二の次にしなくてはならないのかという孤独を感じてグッときました。
悪役はうさん臭い実業家のマックス・ロードでしたが、彼にも悲しい過去があってそのトラウマを跳ね返すべくあがいてきたこともわかり、ただ悪い人間と断罪するのではないところが興味深かったです。
アクション映画としても人間ドラマとしても見応えたっぷりで楽しめる作品です。
イメージワード
- ・悲しい
- ・泣ける
- ・不気味
- ・恐怖
- ・勇敢
- ・かっこいい
- ・スペクタクル