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「歴史的にも意義ふかい作品」 三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実 shoeskaさんの映画レビュー

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実 Mishima: The Last Debate

歴史的にも意義ふかい作品

このレビューにはネタバレが含まれています

2020年9月18日 23時06分 役立ち度:0人
総合評価: 4.0
東大全共闘安田講堂事件、三島由紀夫の割腹事件はテレビのニュースで観て、中学生の自分には二つの出来事は衝撃的で未だに記憶に残っていたので観たかった作品でした。
歴史的事実としての討論会のシーンとそれを解説する評論家と現存する当事者の主観的な意見が交わって、あの時代の総括が行われたようで歴史的な作品ではないかと思う。
お互いに難解な言葉をつかって討論していて、理解できない部分もあったが、この時代にはない熱を感じ取れた。三島由紀夫については天才作家として遠い存在だったが、学生に対して論破していくのだが、相手を尊重し真剣に意見を聞き、時にユーモアを交えるなど人間味がある側面があることに驚いた。特に戦後の昭和天皇に対しては批判的でありながら、旧制中学の首席卒業時の恩師の時計を授与時に3時間微動だにしなかった昭和天皇への畏怖の念を拭いきれないという思いを学生に吐露する場面は意外であり人間の多面性を知った。当事者のインタビューでは思い出として語る人、未だに熱く語る人と各々歴史を刻んでいることも興味深かった。
詳細評価
  • 物語
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  • 音楽
イメージワード
  • ・知的
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