霧の港の赤い花
/ Love at the Fogged Harbor
男は、網棚から女のボストンバッグを下ろしてやった。男の名は沢田浩といい、昨今、横浜で売出中のやくざで、神戸へ麻薬の取引に行った帰り。女は戸川礼子といい、アメリカから帰る大学教授の夫を迎えに横浜へ行くところ。勿論、二人は見ず知らずの仲、ただ神戸で偶然隣合せに座席を取ったの過ぎないのである。だが、沢田と礼子をこれ程までの仲にしてしまったのは…。礼子は夫の船が四日程遅れたため、高校時代の親友で、横浜にキャバレーを開く文江を訪ね、そのままずるずると居候してしまった。一夜、礼子はキャバレーで、文江から一人の男を紹介された。列車で居合せた沢田だった。沢田と礼子はバンドの曲にのってフロアーを滑った。ステージから流れるリズムは二人のムードとなり、いつしか恋の赤い花を咲かせていった。その頃、港では、やくざの縄張り争いが熾烈を極めていた。出る杭は打たれるの例にもれず、港の大親父と呼ばれる松前は、最近勢力を拡げ出した岩瀬組を叩こうと、刑務所から出てきた立花組の黒川の後押しをしていた。松前としては、岩瀬組と立花組を正面からぶつからせ、その共倒れを狙っているのだ。そうと知ったからには、岩瀬も黙ってはいられない。密かに一の子分、沢田に松前の命を狙わせた…。
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RottenTomato
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Filmarks
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映画ポップコーンの評価
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霧の港の赤い花の映画情報
公開日: 1962年2月21日 / 上映時間: 94分 / 製作年: 1962年
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