心温まる友情ドラマとコメディを楽しめるインド映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年7月22日 14時50分
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総合評価:
5.0
170分という長い映画ですが、ボリウッド映画は長くてダンスがなどが入ってくるのが大前提ですので、それを理解していれば苦になりませんでした。エリートの三人の学友が、10年後に再会を果たせるか、行方不明となった一人を探しながら昔と現代の同時進行でストーリーが進みます。学生時代、難関大学に通いながらもいたずらバカ騒ぎばかりを起こしていた3人ですが、中でもリーダー格とも言えるランチョーの足取りは不明でした。しかし、物語の途中で、実はランチョーがランチョーではなかったという衝撃の展開になることから、長いながらも引き込まれて行きました。ラストシーンでは三人は無事再会を果たすのですが、ランチョーの悪戯好きはランチョーが教える山奥の学校でも児童たちに受け継がれ、微笑ましいラストでした。インド映画はあまり詳しくありませんが、ランチョー演じるアーミル・カーンを始め、ボリウッド界の大スター達が出演しているようで、見ごたえのある作品でした。