「本当にあった話とは驚き。」家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 nanae7nekoさんの映画レビュー

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 When I Get Home, My Wife Always Pretends to be Dead

本当にあった話とは驚き。

このレビューにはネタバレが含まれています

nanae7neko

2020年8月15日 07時44分役立ち度：0人

総合評価： 3.0

Yahoo！知恵袋で実際に投稿のあった作品の実写化だったんですね。題名と表紙からしてコメディだと思っていましたが、ヒューマンドラマでしたね。
ちえさん役の榮倉奈々さんが本当に可愛くて、もっとコスプレ見ていたかったです。じゅんさん役の安田顕さんもいいですね。酔っぱらったシーンが好きです。あれが全て演技だと思うと本当にすごく上手だなと思いました。セリフがなくても仕草だけで気持ちを表現するなんて本当に凄いと思います。
後輩夫婦が子供の問題を巡って離婚することになりましたが、ちえさんの父親が言っていたように「人生の3つ目の坂、まさかなど、凸凹道をを乗り越えているうちにどんどん夫婦になっていく。」や、クリーニング店の店主が言っていたように、「若いあなたにはわからないだろうが、旦那さんとの時間を大切にしてください。」のように、子供がいなくても夫婦は二人で家族なので、お互い頼りあって、もっと話ができたら良かったんだろうなと思いました。
ちえさんが死んだふりをしているのは、夏目漱石が「I love you.」の英訳を「月が綺麗ですね」としたように「愛してる」ということを表現していたのかな。
じゅんさんもそのことが分かって、「ずっと応えてくれてたんだね。」と最後に言いますね。
夫婦仲良く、家族仲良くしていきたいなと思いました。