見ごたえがありました。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月27日 17時39分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
ジーン・ハックマンとジョン・ヴォイトが熟練された演技で作品に良い味を出していました。対してウィル・スミスも、偶然事件に巻き込まれ追い詰められていくディーン弁護士を好演していて、面白い作品に仕上がっているのが気に入っています。
冒頭にその秘密裏に行われた暗殺事件が映されるので、こちらではすでに犯人が分かっている状態なのですが、その彼が公園を撮る無人カメラがある事に気づき、その事件現場の映像を探し出そうとする様子が面白かったです。
自分のあずかり知らない所で、その証拠品をもたらされたディーンに、それを取り返したい人物がハイテクを駆使して見つけ出したり、彼に盗聴器や発信機を体のあっちこっちに仕込み、どこまでも追い詰めていく様子がハラハラ感や迫力があり見入ってしまいました。
しかし、その相手と言うのが国家安全保障局(NSA)の高官なので、一般人であるディーンがどう対抗していくのか心配もありましたが、NSA技官だったブリルの出現で更に面白くなっていきました。
しかし、最後のピンチにはディーンの頭脳戦が効いて行くあたりはとても痛快でした。