鑑賞注意
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年7月22日 14時49分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
サスペンス作品として見ごたえもあり、最後まで集中力が途切れることなく見切った作品です。
でもこれが実際にあった事件なんですよね。そうわかっていて観るとなかなか心がしんどくなる作品でもあります。
凶悪犯を演じたリリー・フランキーとピエール瀧が演技うますぎるんですよ。観てからしばらくは他のテレビやCMなどで見かけても怖くて不気味に感じました。
事件にのめり込んでいく山田孝之演じる記者含め、誰にも共感できません。凶悪犯なので当たり前ですが。
あんなに子供には優しいのに裏では平気で残虐なことをやってのけるとか、普通の人のように見えても裏はわからないもんなんですね。誰の心に狂気があるのかなんて気づけない。
殺人シーンや遺体処理シーンなど、相当グロい場面も多く出てきます。
今ままでサスペンス映画で観てきても気持ち悪いなぁぐらいだったのですが、私はかなり怖くてしばらく引きずりました。
やはり本当にあった事件なので実際に被害者がいるとわかって観ると、人によってはかなり恐怖を感じるのではと思います。そういう意味で鑑賞には注意が必要かなと思います。