007／ワールド・イズ・ノット・イナフの豆知識・失敗談

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  007／ワールド・イズ・ノット・イナフ

  2000年2月5日 上映 / アメリカ / 128分

  3.2/5.0

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  ボンドは、石油王のロバート・キング卿に返金される大金を奪取する事に成功。キング卿が大金を確認するためMI6に訪れる。ボンドがMへの報告中、その大金に爆弾が仕掛けられていることに気づき止めようとするが間に合わず、キング卿は爆死した。ボンドは犯人と思われる女暗殺者を追うが、激しいボートチェイスの末、女暗殺者は気球と共に自爆する。 真犯人は009に銃弾を頭に撃ち込まれるも死なず、そのせいで痛みを感じない体となった不死身のテロリスト「レナード」だと睨んだMI6は、キング卿の娘であり、レナードに誘拐された経験があるエレクトラ・キングが次に狙われると判断。ボンドに彼女の警護を命じる。 そんな時、レナードによって核弾頭が盗まれ、キング社の石油パイプラインにその核弾頭が仕掛けられる。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  この映画がMI6の本部周辺のシーンを撮影することを知った本物のMI6は、安全保障上のリスクを理由に撮影を禁止するよう動きました。しかし、外務大臣ロビン・クックは、国会議員ジャネット・アンダーソンの働きかけにより、「ボンドが英国のためにしてきたことの後に、我々がボンドのためにできることはこれくらいだ」と述べ、彼らを覆して撮影を許可するよう動き出しました。
• 豆知識・トリビア
  デズモンド・ルウェリン（Q）は、この映画が公開された直後に交通事故で亡くなりました。ルウェリンは死の直前、次のボンド映画への出演を予定していると語っていました。発売されたビデオはルウェリンに捧げられ、彼が36年間に17本のボンド映画に出演したトリビュートモンタージュが紹介されました。これは彼の最後のボンド映画というだけでなく、第2ミレニアムの最後のジェームズ・ボンド映画でもあったのです。