ネズミヤバし…!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年3月1日 10時41分
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総合評価:
4.0
スティーヴン・キング原作の小説を映画化したNetflixオリジナル映画作品です。
ファンタジー要素を抜けた割と現実的なホラー映画でしたが、なかなか引き込まれてしまう映画でした。
内容としては、ある農家の一家の家長である父親の手記として物語は展開していきます。
冒頭で、家長である父親が自らの妻を手にかけてしまったことから始まる転落人生です。
当時のアメリカ社会などを背景に怖さを描写している映画でした。
淡々と進んでいくかと思いきや、時系列展開も割と早めに行くのでじっくり見れました。
そして、なんといっても怖さと死の象徴として要所要所でネズミが出てくるのですが…もうえげつない量です。笑
CGなのか、本物なのかわからないくらいネズミが多数登場します。
死体の中、家の中、外でも、どこでもとにかくネズミだらけです。
本物だとしたら、撮影時の嫌悪感が考えられない
くらいのレベルです。
ただ物語が展開していく中で負の感情とネズミを照らし合わせて登場させていたのは異様な恐怖感と不気味な要素を醸し出していました。
キング作品としては十分に面白い映画だと思います。
ネズミが本当に苦手な方にはオススメしません。怖いもの見たさがある方は是非鑑賞していただかればと思います。