実話なんですよ!驚き!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年7月28日 12時45分
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総合評価:
5.0
どんな人間にもチャンスという紙は天から降ってきているのかもしれない、それを掴めるかどうかはその人次第だなぁと思わされる映画でした。
「Cats」でも美声を発揮していたジェームス・コーデンさんが本作でも主役のポール・ポッツとしていい声を聞かせてくださいました。ポールのドジでお調子者で飾らない性格で一途なところが好感を持てました。
不思議とアレクサンドラ・ローチさん演じる彼女のジュルズが出てくると、ジュルズの目線から見たポールや二人の関係に悩むジュルズの気持ちが入ってきて、すぐに感情移入してしまいました。
一番お気に入りのキャラクターはマッケンジー・クルックさん演じる携帯ショップの店長ブラドンです。自分に正直に生きている感じがして好きです。自分勝手で頼りにならなそうなのに、ここぞという時には助けてくれる脱力系男子の存在がこの映画を明るくしてくれているように感じました。
本物のテノール歌手のルチアーノ・パヴァロッティさんかと思いきや、俳優のスタンリー・タウンゼントさんでした。そっくりでした。
見終わってから実話と知って、こんなことある?!映画やん!と突っ込んでしまいました。