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ライトハウスの豆知識・失敗談

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豆知識・トリビア

  • 豆知識・トリビア
    ウィリアム・デフォーとロバート・パティンソンは、ひどい気象条件での撮影が1日中続いたため肉体的に大変疲労し、セットでお互いにほとんど言葉を交わすことも、一緒にたむろすることも出来なかったと述べた。 撮影中、パティンソンは残りの撮影クルーと一緒に通常のホテルに滞在していたが、デフォーは1人で小さな漁師小屋に滞在していた。 一方、セットでの休憩中は、パティンソンは1人で食事をしたり自分だけで時間を過ごしがちだったが、デフォーはクルーと一緒にいた。 2人は数か月後に最初の会話を交わしたあとすぐに、お互いのことが非常に好きになったと語った。
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    ウィレム・デフォーの役が、ロバート・パティンソンの役にロブスター料理がきらいだから海の呪いをかけるシーンは、シングルテイクで撮影されました。ロバート・エガース監督によると、デフォーは2分間以上まばたきをしなかったそうです。
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    ロバート・パティンソンのアクセントはメイン州農業方言の非常に特定の地域に基づいている一方、ウィレム・デフォーは当時の大西洋の漁師や船員の業界用語です。監督/脚本家のロバート・エガーズは俳優のアクセントと台詞まわしについて非常に正確でした。たとえば「君の3台詞目の2文目を75%速く言って」という指示を出したりします。
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    この映画は1890年を舞台にしているため、35mmモノクロのDouble-X 5222フィルムを使用し、パナビジョンのミレニアムXL2カメラに1918年から1938年までのヴィンテージのバルターレンズを加えて撮影されました。これにより、アスペクト比は約1.19:1で、ほぼ正方形となっています。画像を強調し、初期の写真のようにするために、シュナイダーフィルター社製のカスタムシアンフィルターを使用し、19世紀後半のオルソクロマティックフィルムの外観と感触を再現しました。このフィルターは、赤の波長がフィルムに当たるのをすべて遮断し、赤が黒く見えるようにするものです。毛穴や肌の色にはほとんど赤が含まれているので、オルソクロマティック・エミュレーションによって、観客は俳優の顔のあらゆる欠点や毛穴を見ることができます。
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    この映画はダブルXストックのモノクロで撮影されており、露出を得るためにはより多くの光を必要とするため、夜間や屋内での撮影では、実際にフィルム上で何かを見るために、セット上で約15~20倍の光を使用しなければなりませんでした。スタッフは、俳優の顔からわずか数フィートの距離にある当時の灯油ランプに、500~800ワットのハロゲン電球をちらつかせて設置しました。その結果、セットは目がくらむほど明るくなり、俳優同士の顔がほとんど見えなくなってしまいました。あまりの明るさに、スタッフは夜の撮影でもサングラスをかけることもあったようです。
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    この物語は、1801年に実際に起こった悲劇(「スモールズ灯台の悲劇」と呼ばれる)をおおまかにベースにしています。トーマスという名の2人のウェールズ人灯台守が、嵐の中、灯台に閉じ込められたのです。一人が亡くなると、もう一人も狂ってしまったと言われています。他にも、作家のハーマン・メルヴィルやロバート・ルイス・スティーブンソン、H.P.ラヴクラフトの超自然的な色合いを持つ宇宙ホラー小説、さらにはアルジャーノン・ブラックウッドやサラ・オーネ・ジュエットなどの海を舞台にした文学作品にも影響を受けています。
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    氷点下の気温、冷たい大西洋の水、強風、雪、雨、そしてフォルチュ岬の地形には保護する植物がないため、キャストとスタッフは撮影中ずっと風雨にさらされていました。撮影のさまざまな段階で、フォルチュ岬には3回の嵐が吹き荒れました。本作はほとんど実際の気象条件の中で撮影されたため、雨や風をおこす機械はほとんど必要なく、ロバート・エガース監督は「最もクレイジーでドラマチックなシーンは実際に撮影された」と述べています。スタッフは、パティンソン演じる人物が海に入るシーンを、天候が落ち着いた夜に撮影しなければなりませんでした。それは、彼を潮の流れで見失ってしまうかもしれないという恐れがあったからです。
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    ロバート・パティンソンは、感情的に過激なシーンの前に、自分を心理的に追い込むための変わった方法をとっていました。ロバート・エガース監督はこう述べています。「時々彼は自分の顔をひどく殴ってしまうことがありました。また、コテージの屋根から雨が降ってきたとき、ロブは撮影の合間に雨水を飲んでいました。ある時は彼は何度もぐるぐると回転していました。そして喉に指を突っ込んで吐き気を催すこともありました。」酔っ払ってデフォーがパティンソンの胸に横たわるシーンでは、「(テイクの前に)喉に指を突っ込んでいたのです。ウィレムは、"もしロブが僕にゲロを吐いたら... "というような顔をしていました。」と述べています。
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    撮影が始まる前に、ウィレム・デフォーとロバート・パティンソンは、ノバスコシア州ハリファックスのホテルで、ロバート・エガースと1週間にわたってリハーサルを行いました。デフォーは演劇の経験が豊富でリハーサルすることを好みましたが、パティンソンは事前に多くのことを見せたり出したりしたくなく、ぶっつけ本番を好みました。カメラの前で衝動的に演じることに慣れている彼は、リハーサルのプロセスに苛立ちと不快感を覚え、事前にシーンのことを考えすぎて自意識過剰になっていました。彼のやり方は、リハーサルである程度のことを達成してしまうと、後になって自然さが失われ、カメラの前では白々しく感じてしまうというものです。監督のロバート・エガースは、2人の仕事ぶりがあまりにも違っていたことを歓迎し、次のように述べています。「二人はスクリーン上で信じられないほどの電気的なケミストリーを発揮していますが、それは緊張によるケミストリーでした。これは映画にとってこれ以上ないほど素晴らしいことでした。ロブはリハーサルを嫌がりました。私やウィレムを驚かせたかったのはもちろんですが、そのシーンで何をするかで自分自身を驚かせたかったのです。ロブは最初のテイクで最高のものを作る傾向があり、それを台無しにしてしまうことを恐れていました。だから、リハーサル期間中は自分をおさえていたのです」。
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    監督・脚本のロバート・エガースは、この映画の説明を求められると、どのインタビューでも必ず同じ言葉を選んでいました。「二人の男が巨大なファルスの中に閉じ込められたとき、良いことは何も起こりません。」
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    ウィレム・デフォーは、役作りのために編み物を習いました。
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    人魚の性器のデザインは、サメの陰唇を参考にしており、すべてシリコンで作られています。ロバート・エガースはその裏話について 「スターバックス(コーヒー)のカップに描かれている2本の尾を持つ人魚は、昔の人魚のデザインを基にしています。中世やルネッサンス期の人魚は、男性の妄想によって不当に押し付けられた役割を果たすために、2つに分かれていました。しかし、ヴィクトリア朝時代になると、人魚を未知の存在にしたのです。ですから、あのシングルテールの人魚のシルエットは、現代人にとって典型的な人魚の姿であり、また映画の時代には人魚がどのように見えていたかということでもあります。しかし、私たちは、人魚がどのようにして交尾し、さらに人魚を生み出すことができるのかを解明しなければなりませんでした。そこで、私たちはサメの生殖器を研究しました。」と語っています。
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    この映画の撮影中、カモメに危害を加えることはありませんでした。カモメのシーンは人形を使って撮影され、それをデジタル処理で本物のカモメに置き換えました。本物のカモメは、レディ、トランプ、ジョニーという名前の訓練されたレスキューカモメです。カナダのノバスコシア州までカモメを飛ばせなかったため、イギリスのスタジオでグリーンスクリーンの前で本物のカモメのシーンを再撮影しました。目の欠損はポストプロダクションで行いました。映画の中で遠くを飛んでいるのは、その地域に住んでいるカモメたちで、撮影中も常にそばにいて餌を狙おうとするので、スタッフは怒っていました。
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    ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーの顔の毛はすべて本物でした。ただし、パティンソンはもともと濃いブロンドなので、口ひげを濃く染めなければなりませんでした。ダフォーの悪い歯は人工の物でした。
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    ウェイクが裸で立ち、目から光をウィンズロウに照射する夢のシーンは、ドイツの画家サッシャ・シュナイダーが1904年に描いた絵画「催眠」を参考にしています。
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    ウィレム・デフォーのオナラの音声は、ポストプロダクションで追加されたものです。音源ライブラリからではなく、実際に作られました。サウンドデザイナーのダミアン・ボルペ氏は、ガスの通過音をどうやって作ったかは明かさず、その秘密は墓場まで持っていくと述べています。
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    サウンドデザインの中心を担うのはフォグホーンです。そこでサウンドデザイナーのダミアン・ヴォルペは、スコットランドのシェトランドに住む職人で、フォグホーンの操作とメンテナンスのチュートリアルをYouTubeで制作しているJ.J.ジェイミーソン 氏に依頼して、正確な音を録音しました。ジェイミーソンのサンプルを使って、ヴォルペは音を操作し、不吉で記憶に残る、この映画にしかないフォグホーンを作りました。映画の中で耳にするフォグホーンは、ナッシュポイント灯台(英国ウェールズに位置する)のフォグホーンの録音です。ナッシュポイントのフォグホーンは圧縮空気で音を立てます。
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    灯台の光を見つめているウェイクとウィンスローが何を見ているのか、脚本では説明されていませんでした。ウィレム・デフォーやロバート・パティンソン自身もこのシーンを演じていたとき、それを知りませんでした。脚本には、彼らが光を見ているときにどう感じるかだけが書かれていたのです。
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    ロバート・エガースは、最初からこの映画が白黒でなければならないと考えており、脚本を書き始める前から、表紙にこう書いていました。「この作品はモノクロの35mmネガで撮影し、アスペクト比は1.19:1、オーディオミックスはモノラルとします。」
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    ロバート・エガース監督は、ロバート・パティンソン演じる主人公の顔に排泄物がかかるシーンは、『ビッグ・リボウスキ』(1998年)にインスパイアされたと述べています。
  • 豆知識・トリビア
    この映画のアスペクト比は1.19:1となっています。これは、フリッツ・ラングやゲオルク・ヴィルヘルム・パープストなどの映画監督が、サウンド時代の初期に使用したものです。本作では、特にこのアスペクト比を選んだ理由として、「この映画の空間は閉塞感を感じさせるもので、『ウィッチ』(2015年)よりもクローズアップの映画だからだ。ワイドスクリーンのアイデアは1950年代に生まれたものですが、私たちはそれよりもさかのぼって人々を魅了したかったのです」と述べています。
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    ロバート・エガーズ監督によると、オリジナルの脚本には「灯台が勃起したペニスのように動くというショットと、実際の勃起したペニスへの短いマッチカット」が含まれていたといいます。A24社とニューリージェンシー社は、NC-17指定を避けるために、男性の正面からのヌードシーン(勃起シーンを含む)をすべて削除することを条件に、35mm白黒ネガでの撮影に同意しました。
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    ロケ地は湿気が多く、カメラ機材が頻繁に故障していました。また、3つの異なる時代の3種類のカメラ機材が利用されていました。ロバート・パティンソンは、あるシーンの撮影中にカメラのレンズが曇り続けたため、25回ほど海の中に入っていかなければなりませんでした。
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    ウェイクが使っている「ウィッキー」という言葉は、19世紀の灯台守の俗称で、灯台守に求められた「ウィックトリミング」が元になっています。
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    画面に出てくる建物はすべてこの映画のために作られたものです。灯台は2つのセットで構成されています。外観の撮影では、カナダのノバスコシア州にあるフォルチュ岬という火山岩のユニークな露頭に、120キロの風に耐えられる70フィートの実物大の灯台の塔を建てました。灯台の骨組みは、ベニヤ板で覆われた後、レンガの表面を模した薄いシートで包まれ、撮影が終わると取り壊されました。そこで撮影されたシーンもありますが、大部分はノバスコシア州ハリファックス郊外のサウンドステージや倉庫の中に作られたセットで撮影されました。脚本の段階で、灯台の塔の中でカメラを操作するのは窮屈だということがわかったのです。
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    エガーズ兄弟は、ハーマン・メルヴィルやロバート・ルイス・スティーブンソンなどの作品を読み、19世紀のスラングや航海辞典などを参考にして、簡潔な専門用語を使って台詞のインスピレーションを得ました。ウィレム・デフォーが演じる役柄は、ウィリアム・シェイクスピアやミルトンのようなスタイルの独り言を口にすることが多いです。自然な台詞回しのために、エガーズ兄弟が参考にしたのは、メイン州出身の詩人・小説家で、東海岸を舞台にした作品で知られるサラ・オーン・ジュエットの作品です。ジュエットは自作の研究のために、昔の船乗りや農民にインタビューし、しばしばその方言で書いています。
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    脚本を書いている間、ロバート・エガースは、サブウーファーの音、波の音、風の音、フォグホーンなどのYouTube動画を何時間も聴いていました。
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    2012年、ロバート・エガーズの弟、マックス・エガーズが最初に思いついたのは、灯台を舞台にした現代的なゴーストストーリーでした。『ウィッチ』(2015年)の製作を何年もかけて試みて失敗したエガーズは、そのゴーストストーリーを弟のマックスに依頼しましたが、1801年にウェールズの2人の灯台守が起こした実在の悲劇を知って事実に基づいた作品にしなければならないと考えました。しかし、2014年にようやく『ウィッチ』(2015年)の資金調達が完了し、撮影が開始されると、この作品は後回しにされました。
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    ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーは、『ウィッチ』(2015年)を愛していたからこそ、ロバート・エガースに一緒に仕事をしようと声をかけました。エガースが脚本を完成させたとき、両方と一緒にできるプロジェクトを探していたので、彼らを起用することは明らかでした。この映画の前に、エガースはパティンソンと他の映画の役柄(『ザ・ナイト』や『吸血鬼ノスフェラトゥ』など)について話をしていたが、パティンソンはエガースが彼に演じさせたい役柄が、彼にとってあまりにも退屈で普通の役柄ばかりだったため、断っていたといいます。
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    灯台のセットが作られたノバスコシア州ヤーマスの住民たちはこの作品をとても気に入っていて、撮影が終わってもこの灯台を残そうとする人たちがいましたが、安全上の問題や、木でしか作られていないという理由で撤去されました。
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    ロバート・エガースは、本作の音楽について次のように述べています。「私は、古代ギリシャの音楽を参考にした、偶然的な音楽を探していました。弦楽器はあまり使わず、ガラスと、ホルンやパイプなどの息を吹き込む楽器を中心にしたいと思いました。海のような音が必要だったのです。しかし、昔の映画のスコアを彷彿とさせる要素も必要だと考え、バーナード・ハーマンも取り入れました」。
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    この映画のために製作された灯台のフレネルレンズは、機能的にも歴史的にも正確に再現されており、その強烈な反射能力によって、光が16マイル先まで見えるようになっています。ロバート・エガース監督と撮影監督のジャリン・ブラスキーは、北カリフォルニアへの取材旅行中にこのレンズを発見しました。1909年に建てられたフレネルレンズを備えた灯台があるカブリロ岬を訪れたのです。現在、このレンズを製造しているのは、レンズ保存技師のダン・スピネラ氏と米国沿岸警備隊のランピストであるカート・フォスバーグ氏のチームのみです。このチームは、プロダクションデザイナーのクレイグ・ラスロップ氏の指示のもと、彼が思い描くスタイルのレンズを作りました。
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    ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーは、役作りのためにダンスのレッスンを受けました。
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    冒頭で出発するウィッキーは、撮影クルーが演じています。
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    主要な撮影期間は35日間で、2018年4月と5月にカナダのノバスコシア州のケープ・フォルチュ(ヤーマス)とハリファックスで行われました。
  • 豆知識・トリビア
    ロバート・エガースによる本作の準備は、ルックブックの作成から始まりました。1890年代のニューイングランドの海洋生物の写真をはじめとする文学作品、音楽、歴史的資料などを通して、本作の美学を詳細に説明し、抽出しました。また、ペンシルバニア州やメイン州の田舎の土地や人々を描いた20世紀初頭のリアリスト、アンドリュー・ワイエスの絵画や、アーノルド・ボエックリン、ジャン・デルヴィルなどの象徴主義の画家たちの寓話的、神話的な題材が、本作の幻想的なイメージの一部に影響を与えています。
  • 豆知識・トリビア
    音楽を担当したマーク・コーヴェンは、この映画のスコアを金管楽器を中心に構成し、木やガラスなど様々なものの表面にゴムボールのついた木槌を引きずることで得られる効果である「フリクションラブ」などの演出を行いました。他にも、ワイングラスと濡れた指で奏でる音楽を再現したガラス製のハーモニカや、ステンレス製のボウルの縁にブロンズの棒が付いていて、フリクションマレットを使うと鮮やかで幽玄な音を奏でるウォーターフォン(オーシャンハープ)などが登場します。

ネタバレ有り

下記の内容にはネタバレが含まれます

豆知識・トリビア

  • 豆知識・トリビア
    ウェイクは、カモメを殺すのは縁起が悪いと言います。カモメには船乗りの魂が宿っているという迷信があるからです。また、ウェイクは元相棒が気が狂って死んだことにも触れています。ウィンズロウに敵対するカモメは片目がありません。後にロブスター・トラップから発見された腐った頭(ウェイクの助手の頭)には、カモメと同じく目がないことが示され、このカモメにはウェイクの元相棒の魂が宿っていたことが示唆されています。
  • 豆知識・トリビア
    ロバート・エガースによると、主役の2人はギリシャ神話の人物を表しているとのことです。ウェイクは、「海の老人」と呼ばれた古い予言者の海神プロテウスを表しています。ウィンスローはプロメテウスを表しています。プロメテウスは、タイタンでありトリックスターの人物で、火(灯台の光で表される)を盗むことで神々(ウェイク)に反抗します。
  • 豆知識・トリビア
    カモメがウィンズロウの体に群がり、岩の上に無力に横たわるウィンズロウの内臓をつついているラストショットは、ギリシャ神話の「プロメテウス」のそれに似ています。ギリシャの神々は、神に背いた罰として人間から火を奪いました。そして、巨人プロメテウスがその火を奪い返し、人類に貴重な贈り物をしたのです。神々はプロメテウスが火を盗んだことに激怒し、プロメテウスを罰して岩に鎖で繋ぎ、毎日鷲を送ってプロメテウスの肝臓を食べさせ、その肝臓は一晩で成長して次の日にまた食べられるということを永遠に続けました。
  • 豆知識・トリビア
    オリジナルの脚本では、映画の最後にウィンスロウが光を見つめるとき、その中に手を伸ばして触れ、手を火傷してしまいます。

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