フランス発のおばかなコメディ映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年7月22日 17時26分
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総合評価:
5.0
フランスの映画というと、禁じられた遊びのようなシリアスなものや、アメリのようなオシャレな映画しか観たことがありませんでしたが、この映画はかなりハチャメチャで下ネタありのコメディで楽しめました。計3作シリーズものを観ましたが、監督のフィリップ・ラショーが主演のフランク役も務めており、俳優陣も同じキャストを使いつつも別のストーリーで、とにかくばからしくて笑いが止まらない展開です。本作は社長から息子のベビーシッターを頼まれたフランクに待ち受ける無数のトラブルを描いたもので、社長が戻るとフランクも息子も消えており屋敷は荒らされています。部屋に残されたビデオカメラを再生してみると、そこには一夜の出来事が一部始終記録されているのですが、ミステリーっぽい展開になるかと思いきや、友人たちがバカ騒ぎをしていたり息子が参加していたりという事実がわかってきます。しかし最後には息子のサッカーの試合を社長が観に行くという感動的なハッピーエンド、しかもフランクはベビーシッティングを漫画にし(なぜか日本語も)、大人気になるのでした。お笑いだけでなくちょっぴり感動もありの、お勧めの映画です。