出演者はただ一人!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月23日 10時27分
役立ち度:0人
総合評価:
2.0
たった一人でヨット操作をする男性に最初は全く気付かなかったのですが、あのロバート・レッドフォードだったのですね。調べると77才頃の作品でした。すっかりおじいちゃんになってますね~、でも渋くっていい味出ていました。
インド洋を単独航行するという設定なので、しょっぱなに男の「すまない」という語りがあっただけで、後は殆ど無言なので「これって面白いストーリーなのかな?」と余り期待もせず観て行きました。その言葉の極端に少ない様子から「クワイエット・プレイス」を思い出してしまいました。
驚いた事に、始まって直ぐに流れてきたコンテナがヨットに激突し、すぐに遭難模様が続いて行きます。たった一人でのサバイバルの日々、それはとても過酷を極めていました。嵐に巻き込まれヨットが破損、ゴムボートに逃れるもまた嵐が襲ってきて、本当に海の怖さ・一人ぼっちの孤独が伝わってて来て苦しくなりました。
しかし嵐の海にしては、その波の高低差が少なく大洋ではそんなものでは無いのでは?とちょっと思ったシーンもありましたが、見続けるうちにそんな彼は生き延びる事が出来るのか、最後まで見届けたい気持ちがどんどん大きくなって行きました。