単なるアクション映画じゃない!!
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年10月7日 22時08分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
鑑賞する前に、
赤が通常で青が逆行という点と、
登場人物がめっちゃ出てくるわりに紹介やらがすごくあっさりだから置いてかれぬようしっかり覚えとけ
てきな2点を学んでおいたから、そこに注意してみたけど、
普通に途中まで置いてけぼりになりかけてた(笑)
特にすごいアクションを見せて説明をされるわけでもなくサラサラ〜と進んでいくから、何を言ってるのかもあまりよくわからなくて、ほんとに
"考えるな感じろ"なのかと察した(笑)
ただ、もうちょっとだけ説明欲しかった、、(笑)
もう少し強弱のある映像とわかりやすい説明をいつものようにしてくれたら、もう少しわかりやすかったのかなと思ってしまった。
ほんとに、インセプションとインターステラーを合体させて、プラスアルファな点を付け加えたような内容だったな!
中盤、名もなき男が捕まってテイラーがキャッツを撃つとき、なんで窓越しにいるのに言葉がズレてるんだ???ってその時はめっちゃ意味わからなかったけど、そこからの伏線回収が一気にスタートして、とっても気持ちよかった。
しかも、そこの部屋も、赤と青で時間軸が違ったなんて、考えてもいなかった。
結局黒幕は名もなき男で、
全ては自分によって操られていたなんて。(インターステラー感)
ニールのリュックについているオレンジ色の目印は終盤何回か出てきていたけど、オペラハウスで出てきたことには気づけなかったからもう一度見たい。
まさかあのオペラハウスで救ってくれていたのがニールで、名もなき男はニールに3回も助けられていたなんて。。
時代の流れは逆らえないから未来のために自分が犠牲になって、名もなき男やみんなを守るニールがなんともエモすぎる、、、
そして、実は名もなき男とニールは生きている時間軸がそもそも違ったなんて、、、
最後のシーンなんてはじめて人間ドラマらしいシーンが出てきて、とても胸熱くなったしニールがほんとにいい奴ってことを今更知って後悔した。
個人的には、
ジェット機を衝突させた時に名もなき男と戦う酸素マスクをつけた謎の男の正体、
キャッツが"飛び込む彼女のように自由に生きたかった"という言葉の意味、正体、
ニールのオレンジ色の目印、
特にこの3点の伏線が回収された瞬間にうわぁぁぁあ!!!!ってなった(笑)
あと、TENETの意味。
Nを挟んでTENと読む仕組みには鳥肌が立った。
10分の間で順行と逆行とで相手を挟みうち攻撃し、阻止する。
逆行ということにとても重きを置いているし、
そんな細かいところまで考えていたなんて、
ノーラン監督すごすぎる。(笑)これは3回見る価値ある。
ただ、割と初めの方から、名もなき男はキャッツを助けるという目的を持って行動していたから、好意があるのかな?って思ってたけど、そこは恋愛にもっていかなかったんだ。なんでじゃあそこまで助けたのかなあ、とはなっちゃったかも
でもすっごく見応えあって一瞬で見終わった!!
楽しかった!!!!
2回目鑑賞したので追記。
1回目じゃ絶対に見逃していた点をたっくさん見つけることができてすごく楽しいし熱かった!!!
なんせ1回目の鑑賞の時は、前半何の話なのか、誰が誰なのかちゃんと追いつけていないままの鑑賞だったからいまいち前半パッとしてなかったんだけど、名前も内容も全て把握した状態で見てみると、何だこれ(笑)ちゃんと説明してくれているじゃないか(笑)2回目こそ考えずに感じて見れた気がする。
でも映画って大抵1回しか見に行かない人が大半だと思うから、それを考えると作り方が意地悪だなあとも捉えられる。何度も何度も見て新たな発見を何度でも見つけられてそれが楽しいのがノーラン作品の醍醐味だけど、映画にそこまで興味がない人が見たら絶対前半は死ぬ(笑)
あと、スタルスク12で戦っているシーンは敵軍と戦っているようには見えづらくてやっぱりどうも腑に落ちない。。逆行軍との時間軸をぐちゃぐちゃにしてるから尚更わかりにくいのもあるけど、戦っているのならもう少し敵軍側からの視点で映された映像が欲しかったな…
ニールが3人出てくるのはほんとに理解するのに時間かかるし、順行軍と逆行軍の映像を交互に流してあたかも同時刻で進んでるように見せかける仕組みはほんとにずるい!(笑)天才すぎる(笑)
ニール、最高
美しい友情の始まりであり終わり。
アクションものでありながら感動ものじゃん
大好きですTENET。
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