重厚感のある映像でした。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月27日 16時17分
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総合評価:
3.0
想像していた通りのフランケンシュタインらしい始まりだったのですが、全体的には、大天使ミカエルからの指令で動くガーゴイル軍団と主人公のアダムと名付けられたフランケンシュタインとが、悪魔との闘いを繰り広げらていくストーリーだったのが意外でした。
映像は重厚感があり、羽を広げ襲ってくる悪魔も雰囲気があり良かったのですが、それに反して天使側は白っぽい身体は石膏像の様で少しクオリティが低い感じがして残念でした。
主人公のアダムは、アーロン・エッカートが熱演していて、闘う姿もカッコよくこの作品の世界観を上手く表現していると思いました。また、彼だけでなく他の戦士たちもキレッキレの剣さばきで、特に気に入っている部分でもあります。
そして現代の様子になり、死体の復活を志す美しい科学者テラの登場からは、科学技術の進化した様子が見られ、昔から続く悪魔の野望とそれを阻止するガーゴイル軍団とも違和感なく表現されていたのも良かったと思いました。