セルラー
高校の科学教師ジェシカ(キム・ベイシンガー)は、愛する夫と11歳の息子リッキー(アダム・テイラー・ゴードン)とともに幸せな暮らしを送っていたが、ある日突然、ジェシカは見知らぬ男たちによって監禁されてしまう。
携帯電話は今や毎日の生活に欠かせないツールとなっていますね。 この映画「セルラー」は、その携帯電話で偶然、見知らぬ人から助けを求められ、ロサンゼルスを走り回ることになる男の活躍を描く痛快なサスペンス映画ですね。 高校教師のジェシカ(キム・ベイシンガー)は突然、自宅に押し入ってきた男たちによって誘拐される。 監禁された部屋の電話は壊されていたが、ジェシカは、ワイヤーを接触させてダイヤル信号を送り、繋がった電話に出たライアン(クリス・エヴァンス)に助けを求めることに。 電話を命綱として自分の息子や夫に危険を知らせるよう、ライアンに頼むジェシカ。 その指示に従ってライアンは駆けつけるのだが---------。 思わぬ凶悪事件に巻き込まれてしまう、人のいい青年ライアンを、マーベルのキャプテン・アメリカでブレークしたクリス・エヴァンスが、飄々と爽やかに演じていて、実に好感が持てますね。 このライアンと共に事件に巻き込まれるのが、ウィリアム・H・メイシー演じる実直な警官。 長年の勤務から引退して、スパを営もうとしており、アボガドのパックを塗った"キュート"な顔も披露して、緊迫したサスペンスにユーモラスな味を添えていて、「ファーゴ」といい、この映画といい、相変わらず演技がうまいですね。 誘拐されたジェシカを演じるキム・ベイシンガーは、限られた空間の中で命の危険にさらされるという役を、ヒリヒリするような緊迫した表情とその仕草で的確に演じていて、さすがにうまい。 そして、何よりも素晴らしいのは、ラストシーンで見せる彼女の表情の素晴らしさ!! また、悪玉になったジェイソン・ステイサムが、本当に見るからに強そうな役柄を悠々と演じていて、やはりこの俳優は、主役を張るより、このような凄みのある脇役の方が似合っているのかも知れません。 ストーリー展開に出来過ぎ感も否めないが、電話の機能や役の設定など、ちょっとしたエピソードが伏線となって、物語が進むにつれて、パズルのようにきっちりとハマっていく爽快さがありますね。 そして、電話の向こうに何が待っているのかわからないという怖さは、観終わった後から、じわじわとやってきますね。
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