タイムトラベルの様子が楽しかったです
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月24日 09時55分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
科学雑誌のタイムトラベルのページで、なかなか上手く表現されていると紹介されていたので観てみた作品です。
最初はただただ大学生が学園生活を送っているだけのシーンが続きますが、しかしその時から映像の端っこに謎の影(人物や動き等)が伏線として散りばめられていて、これは後になって全て回収されて行くという後半になって行くほど楽しくなるストーリーでした。
特に、突然未来からタイムマシーンで「未来人」がSF研究会にやってきた辺りからどんどん面白くなってきました。それと同時にハチャメチャ感も出てきて、過去と未来を行ったり来たりする中で、彼らの一番の目的が真夏に壊れた部室のクーラーのリモコンを取り戻す事というのが、なんともゆるい展開で笑えました。そんな中でも、大学助手のホセの「過去を変えたら未来が消える」という相対性理論に基づく説明で、みんながビビりだし必死に過去を直そうとするところも面白かったです。
2005年の作品なので、上野樹里さんや瑛太さん、真木よう子さんらの若い映像も新鮮でした。