おとぎ話風ラブストーリー。
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月26日 11時11分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
ジェームズ・マカヴォイが美しい、教訓含みのおとぎ話風ラブストーリー。
名家の娘であるペネロピは、過去に親族の男性が、使用人の娘を身分を理由にすげなく捨てた罪の呪いを受けて、愛らしい顔の中心にある鼻が、ブタとそっくり。
呪いを解くには、ペネロピが同じような身分の男性と結婚しなければいけません。
しかし、お金に困った貴族の息子たちも、ペネロピの顔を見ると、まるで化け物を見たかのように逃げ出してしまうのです…。
このあらすじを読んだだけで、映画や小説に親しんでいる人は違和感に気づくはず。
『身分違いを理由に捨てたことへの罰なのに、なぜ同じ身分でないと解けないの?逆じゃない?』と。
ペネロピの呪いを解くのは、結局『恋愛』としての愛情ですらないのですが、序盤からある程度頭の中に疑問がある状態で見られたので、作品を楽しみやすかったです。
色のコントラストが強く、こういった色使いが好きな方にはたまらないと思います。
個人的には、記者のレモンが、ペネロピの素顔を見て考えを変えるところが一番感動的でした。
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