もう少しテンポが良ければ・・
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月21日 11時30分
役立ち度:0人
総合評価:
2.0
アーノルド・シュワルツェネッガーが主演で、今回はどんな演技を見せてくれるのか楽しみに観ました。
始終重たい感じの展開で、銃撃や遺体のシーン等はリアルで怖い感じがしました。
そんな中、アーノルド・シュワルツェネッガー扮する麻薬捜査官ジョンの重々しい表情が、冒頭の家族を拷問されるシーンとその後の行動に繋がっていて、過酷な運命を感じさせられました。
その彼と行動を共にする女性刑事のキャロラインもまたベテランの様子に、ジョンの率いる部下の常に下品な言葉遣いや行動などにも負けないバランスの良い演技なのが良かったです。
しかし、ジョンの復讐劇がいつかは行動されると思って観ていたのですが、前半は麻薬カルテルのアジトに急襲して大金を一部せしめようとする辺りは、このチームのならず者感が強くて、ジョンもその一員という事に違和感を感じていました。
そして、この後に次々と仲間達が暗殺されて行くので、誰が何の目的なのか分からずそこの部分が知りたくて見続けましたが、全体的にはスビート感がなく少し面白みに欠ける展開でした。