タイトルの意味が分かった瞬間心が震えました。
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月6日 01時51分
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総合評価:
5.0
主人公ケイトの乱れた生活に最初はあまり良い気分になれませんでしたが、不思議な青年トムと出会ってから彼女の生活は少しずつ変わっていきます。
正直、トムのこともあまり魅力的だと思えなかったのですが、物語が進むうちにどんどん素敵に見えてきます。彼がとても優しい顔で笑うのです。
そんな二人の甘いラブストーリーかと思いきや・・・・・・トムは去年すでに亡くなっていて、彼の心臓を移植してケイトは助かったのですね。
ファンタジックな筋書きではありますが、どこかやさぐれていたケイトがどんどん前向きになっていく過程には現実味があって励まされました。
また、ケイトのお姉さんはレズビアンなのですが、家族が受け入れていてあたたかな気持ちになれました。
タイトルの「ラスト・クリスマス」を私は「最後のクリスマス」として捉えていましたが、去年のクリスマスにトムがケイトにハート(心臓)を渡した・・・・・・ということがわかってからずっと泣いてしまいました。
Wham!の曲の歌詞がぴったりです。そして何よりロンドンのクリスマスの町並みが美しいです。ケイトが働くクリスマスショップの店内もキラキラしていてうっとりします。
またクリスマスの季節に観たいです。
イメージワード
- ・楽しい
- ・笑える
- ・泣ける
- ・不思議
- ・切ない
- ・かわいい
- ・ロマンチック
- ・ファンタジー