ストーリーが複雑でした。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月2日 17時55分
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総合評価:
4.0
ジェイソン・ステイサムの存在感やジェット・リーの無表情の暗殺シーンなど、重厚感のある映像とストーリーでした。
中でも印象的だったのは、石橋凌さんの殺陣のシーンが多かった事。とても様になっていて全然見劣りなく、貫禄を持ってシロー柳川を演じきっていたと思いました。
この作品は、ジェット・リーのアクションの素晴らしさが際立っていて、冷酷な殺し屋がぴったりでした。しかし、ジョン・ローンが演じるリー・チャンの妻子を殺せと指示された時は、わずかに表情が変わる所など、その微妙な表情の変化も(後でその理由が分かるのですが)絶妙に演じられているなぁと見入ってしまいました。
最近はジェイソン・ステイサムの主役級の演技を観ていた中でのこの作品なので、ついアクションシーンを期待してしまいましたが、最後に意外な展開が待っていて、ちょっと私のイメージとは違う役柄だったのも興味深かったです。
また、和の要素も各所に取り入れられていて、外国の人が考えた日本って感じで面白い部分でもありました。