何度も観てしまう作品です。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月20日 14時12分
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総合評価:
4.0
今まで全く「ヱヴァ」関係を観たことが無く、予備知識もないまま本作で初めて観ました。
すでに物語は使徒と呼ばれるものに攻撃を受けていて、それに対抗していくのが国連直属のNERV本部であり、最高司令官碇ゲンドウの息子シンジが主人公という事は分かりましたが、なぜ使徒は人類を攻撃しているのか、使徒とは何者なのか、なぜシンジがエヴァンゲリオンに乗らなければならないのか、もう「???」の連続でした。
しかし、その中でシンジの父親コンプレックスの様子とか、訳が分からずも自分を奮い立たせてエヴァに乗り使徒と戦っていく様子など、人間の内面にも焦点を当てている所が興味深かったです。
また、使徒の形態が独特で、特に後半の「ヤシマ作戦」時の使途が幾何学的に変化する様と金切声の様な叫び越えについつい惹きつけられ見入ってしまいました。
そして丁寧な説明が無いまま、どんどん進んでいく所は、シンジの心境にもシンクロする感じがして、いつのまにかそれらの謎を知りたくて何度も観返す作品となっていきました。