ゲーム・小説ともに哀しき物語が遂に映像化!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月14日 22時41分
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総合評価:
4.0
期待や反響も大きい「閃光のハサウェイ」見てきました!!全3部作ということで今後の展開によっては、ゲーム・小説と異なるのかどうか、、そんなとこも見所の一つですよね!!
さて序章となる第1作ですが、疾走感がすでに露わになっていて、
激動のストーリー展開が待ってるではないか?そんな期待が2部、3部へと
続くのでは?!という気持ちになりました。
テーマ曲をアレキサンドロスが(閃光)歌っていますが、
アレキサンドロスの割にとても明るい楽曲になっています。
シリアスな内容なのに演出が美しかったり、明るく感じた第1作になぞらえてか
「閃光」という曲もそのあたりを汲んだ楽曲のように感じました。
最も哀しいと言っても過言ではない「閃光のハサウェイ」。
古くからのガンダムファンと新世代のガンダムファンも含めて見やすい工夫・演出
がなされてるんだと思います。ハサウェイの人生を知ってる方も知らない方も
重すぎず、ライトに見れる、そんな作風なのかなと。
ここぞ魅力だ!!というのは、様々なインタビューでも言われていた「音」(機体音)ですが
ガンダムの歴史を見ても、UC以後、F91までの間の作品としても
機体の変化はもちろんその機体が奏でる音は重要な部分だと思いますが、
その音は迫力や新鮮なものもありました。
特にハサウェイの好敵手である、ペーネロペーの音は「生物機械獣」のような生きた感じが
恐怖をそそりました!!
また魅力的なキャラたち、ハサウェイ、ケネス、ギギたちの交差する運命は、
序盤から目が離せません!ギギとの急接近、大胆な行動!類い稀な直感力!
そこに揺れ動くハサウェイの心情と、ほんのり香る青さが「ジリジリと滲み出す」感覚は
見てるこちら側がドキドキハラハラさせられます!!
友人としては、頼もしいケネスも軍人の顔は仕事人のように
バツバツと真実へ向かって迫っていく姿は怖さすら感じます。
そしてマフティと合流したハサウェイの前に現れた恋人、また魅力ある仲間たちも
今後どうこのハサウェイを支えつつ終焉に向かうのか目が離せません。