二章が本編だった…
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月28日 23時15分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
一章 罪と罰から続けて観ることをお勧めする。
一章では亡者の家族にスポットを当てて、地獄での裁判のプロセスなどを知ることができたが、今度は冥界の使者にスポットを当てられる。
千年間を共に歩んできた3人の使者の過去が明らかとなる。
使者たちが弁護を担当するのは一章に出てきた亡者の弟で、一章で散々悪霊として暴れていた男。地獄の裁判所のデザインも一章とガラッと変わり殺伐としている。
さらに、下界で屋敷神を連れ戻してくるというミッションも与えられ、二つの出来事が同時に進行しながら使者たちの過去も明らかにされていくという…濃厚な内容だった。
中でも特に印象的なのは3人の使者たちの過去だ。
弁護人であるカンニムの業の背負い方が半端ではない。監督は鬼か何かかと思ってしまう。
ここまでしんどくなる設定をよく盛り込めるなと思った。
一章は二章のためのプロローグかのようなぎゅうぎゅうにエピソードを盛り込まれたとんでもない映画だった。
この映画を鑑賞した後、韓国から原作である漫画を私は購入してしまうのだった。
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