涙なしには観られませんでした。
2021年8月28日 13時58分
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総合評価:
4.0
ティモシーがかわいくてかわいくて。かわいい子供が出ている映画は本当に癒されますし、ずっと観ていられそうでした。もしこんな奇跡が起こったら、という仮定の映画ですが、不妊治療の終わりを専門医に告げられた後の悲しみから一転して足から草が生えた男の子が家に侵入してきて、悲しんでいる暇がなくなります。あまりにショックなことが起こって集団パニックになったのでしょうか。いえ、妖精かもしれません。はじめ、赤ちゃんから子供を育てるのは本当に大変ですが、一番大変な時と飛び越えて子育てするのは楽しいだろうなと思いました。けれど、あまりにティモシーがかわいくて、ティモシーの小さい頃を見たかったなと思うようになりました。養子を家族に迎えるというのはそういう気持ちかもしれないなと想像させられました。
親は子供に完璧を求めて、自分のことも完璧にしていかないとと追い詰めてしまうんだなと少し自分を客観的に見ることもできました。子供に求める理想がいつも正しいとは限らないし、親が理想の親とする像も正しいものとも限りません。そんなものはなくても、子供は育つし、子供が持って生まれたものもあるだろうな、とも思いました。
ただ、この映画は養子縁組の話から始まっているので、ティモシーとお別れすることになるのか、ティモシーを本当に養子にするのか、そこが分からないまま話が進んでいくので、ドキドキします。しかも、ティモシーの命とつながっていそうな、葉っぱがどんどん落ちてきます。