猫好きは必見
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月20日 00時49分
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総合評価:
4.0
実話というから驚きです。ジェームズ・ボーエン役のルーク・トレッダウェイさん、これまでお目にかかったことがなかったのですが、とてもお美しくて、人間味があり、素晴らしい俳優さんでした。アイデンティティがジャンキーのミュージシャンであるということだった主人公が社会福祉士のヴァル(ジョアンヌ・フロガットさん)に救われ、ボブ(チャトラの猫)に救われ、隣人のベティ(ルタ・ゲドミンタスさん)と恋に落ち、人生をリセットしていくお話です。
ルタ・ゲドミンタスさん「ストレイン 沈黙のエクリプス」のダッチ役で出演されていましたね。ダッチは、肉食系でしたが、今回は草食系で雰囲気が違いますね。
この猫ちゃん長靴を履いた猫の実写版か招き猫のようにどんどん人を引き寄せます。自分のご飯も買えないのに猫に薬を買ってあげたり、缶詰を買ってあげたりしたことの恩返しでしょうか。それとも、ご主人様が飢えると自分も飢えるからでしょうか。頭や肩の上にちょこんと乗って、歌を聴いています。歌えなくなってもビック・イシューを配る時もそばにいてくれます。猫を譲って欲しいと言われた時も、貧しいのに、お金では買えませんっとはっきりと言います。
猫のシーンがいっぱいあって猫好きにはたまらない映画です。