インナースペース
冴えないアメリカ空軍パイロットのタック・ペンドルトンは配置転換を命じられ、研究施設で特殊潜行艇クラーケンIIに乗り込んでミクロ化しウサギの体内に注入される実験の準備をしていた。潜行艇のミクロ化直後に施設が産業スパイに襲撃され、潜行艇の入った注射器を持った研究員は命からがら逃走するが追い詰められスーパーの店員ジャックの尻に潜行艇を注入してしまう。
研究所の実験のため、マイクロサイズの船に乗り込みウサギの体内に注入されるはずのパイロットは、手違いから人間の体内に注入されてしまいました!挙句の果てに恋人の身体の中にまで入ってしまい、脱出するのは肉体を破壊するしかないのか?というピンチにも陥ってさあ大変!という映画です。 当時はCG技術が発達していませんでしたから、体内を巡る描写なんてどうするのかわかりませんでした。全体的に暗く、どこを漂っているかはわからないものなのですが、印象的なのは自分の恋人の胎内で子どもに出会うシーンです。まだ小さすぎてトカゲのような姿をしていても、親子はやはり通じ合うのでしょうか。パイロットは「パパだよ」と語り掛ける感動シーンとなっています。 キスで別の身体に簡単に移動出来るという部分はさておき、「ミクロの決死圏」時代よりは確実に進化した映像が楽しめます。体内をきちんと描き、外からだけの描写ではなくパイロットの視線で内部を描いたのは、当時とても驚きました。船の明かりの都合で全体的に体内が暗かったことが残念です。 また、最初は行方不明となったパイロットが自分の位置を知らせるために、相手の内耳に対して働きかけコンタクトをとるというアイデアはシンプルながらも賢い!と思いました。本当はウサギの体内だったのに。切り換えが早いところも素晴らしいです。そして突如何か聞こえたときの人の対応力もすごいものがあると感じます。 もし機会があれば、現代版でやってみてほしい映画とも言えます。
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