家庭のありかた
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2020年9月5日 15時45分
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総合評価:
4.0
ネタバレ注意
【内容の要約】
就活中の主人公‘’アニー‘’は自分の自身のなさから、途方に暮れていたそんなある日、思いもよらない出来事からお金持ちの主人“ミセスX”に雇われ息子“グレイヤー”のナニーとして(ベビーシッター)働くことに。ミスターXの優しい第一印象とはかけ離れ、仕事の内容、時間共に軽く奴隷なみ。セレブ一家だが、父(ミスターX)は浮気を、ミセスXはエステ三昧で家庭崩壊並みな家族。そんな環境の中で働いていくうちにアニーはグレイヤーを愛するように。
一方で、アニーの母親は高学歴な自分の娘に、弁護士や一流企業の人間として働いて欲しかったが、当の本人アニーは自分は医者だと嘘をつき続ける。
アニーの家族、ミセス一家 それぞれの家庭愛の物語。
【物語の良かったところ】
・グレイヤーが徐々にアニーに心を開いて、最後に辞めるときアニーを思うグレイヤーとグレイヤーを思うアニーの描写
・ミセス家ではナニーは恋愛禁止としているが、同じマンションに住んでいる彼との発展
・ミセス夫婦のダメ具合
・最後の夫人会議においてナニーカメラに録画してあった、『家族のありかたの疑問と母親とはなにか』をといたビデオから気付く、ミセスXのグレイヤーへの愛情
・アニーの母親との関係
【不満なところ】
・ミスターXの家族への愛情のなさ
・ミセスXの息子や他人への愛情に気付くのが遅すぎる
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