パシフィック・リム
2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。
この作品は40代以上の方なら、この映画を観た時に、どこかで観たことがあるようなデジャブを感じると思います。その理由は、作品に中に、日本の、ゴジラ、ウルトラマン、戦隊ものの巨大ロボット、ダイモス、マジンガーZなどの要素を巧みに取り入れているからです。そして、この映画は、単なるハリウッドのモンスターパニック映画ではなく、昭和日本のヒーローものの実写、アニメに対するリスペクトを感じ、そういった意味での日本愛に溢れたに作品になっています。 私も、その世代なのですが、冒頭の海洋モンスターが出てきた瞬間に、これはまさに日本の怪獣だ!と思いました。そして、イエーガーと呼ばれる巨大ロボットを操縦するパイロットは二人で心を1つにして操縦し、怪獣達と戦いを繰り広げます。操縦方法は、レバー操作みたいなものではなく、日本アニメのダイモスのように、直接体の動きと連動させて操縦します。この二人で同時に操縦という設定が、物語のテーマに当たる重要な要素の一つになっているところも良かったです。まるで運動会の二人三脚競争のようでとても面白いアイディアだと思いました。 この作品のもう一つの魅力は、メインテーマになっている音楽です、ちょっとダサカッコイイというか、なんとく日本の昭和アニメを意識したようなキャッチーなメロディと重厚なロックギターのサウンドがあいまって、イエーガーの発動シーンなどでめちゃくちゃマッチしていて、ゾクゾク感が止まりませんでした。 主役のパートナー役を演じた菊地凛子さんも、日本人離れしたエモーショナルな演技力が素晴らしかったです。 また幼児期の芦田愛菜ちゃんも出演していて、その演技力には驚かされました。 ストーリー展開も一筋縄ではいかない、なかなか凝った作りになっていて、最後までワクワクゾクゾクしながら観る事が出来ました。本当に、日本のサブカル文化への愛を感じずにはいられない、怪獣対イエーガーの戦闘シーンに興奮するも心が温まる作品でした。
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