有名すぎるミュージカル
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月25日 14時59分
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総合評価:
4.0
ヒュー・ジャックマンが元ミュージカル俳優としての本領を発揮した作品。
アン・ハサウェイがアカデミー賞を狙いすぎている、とも話題になっていましたが、アメリカ人は一体彼女の何がそんなに気に入らないのでしょう?あんなに美しくて、気品があって、才能に溢れているのに…。汚れ役をやらないのがいけないのかな?
ヘレナ・ボナム・カーターはさすがの怪演。ラッセル・クロウがこんなに歌うま俳優だったなんて、この作品を見るまで知りませんでした。
どの曲が一番好きかで、一晩は語り明かせそうなほど楽曲のすべてが素晴らしい。特に『民衆の歌』は世界各国でプロテストソングとして歌い継がれている作品。日本でも、公開当時に学生グループが反戦運動に使用したことで議論になりました(戦い続ける、という歌詞なので反戦運動にはふさわしくないですよね)。
ユーゴーらしい、『誰が正しいのか?』の正解がないストーリー。
若いカップル二人だけが、屍の山の上で幸せに暮らすオチは『レミゼエンド』と言われるそうです。
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