いつまで続くの!?この緊迫感!!
2021年9月14日 22時24分
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総合評価:
5.0
この映画、実話なんです。
それ前提で鑑賞すると、緊迫感がマシマシです。
1980年頃、イランのアメリカ大使館人質事件のお話なんです。
イラン革命真っ只中の時期にアメリカ大使館が過激派に占拠され、
6名がカナダ大使宅へ潜伏。その6名の救出劇のお話なんです。
その救出方法が、まさしく映画的なんです。
準備から救出に至るまでのプロセスが、この映画では綿密に描かれています。
しかも実話なので、よくこの作戦が実行できたな、と。
仮に自分自身が潜伏している6名のうちの1人だったら、と考えると
この作戦に命を預ける怖さがありましたね。
この映画、個人的には超おすすめで、
友人たちに「お勧め映画ってなにかある?」聞かれたら必ず伝えるうちの1本です。
理由はやっぱり、
ほかの映画ではなかなか味わえない「緊迫感」に尽きますね。
当時のイラクも忠実に再現されているでしょうし、
時代背景もきっちり描かれています。
革命の最中の情勢、言葉がわからない怖さ、
誰が正しいかを表現しているのではなく、
こうゆう事実があった、と淡々と伝えている、
ある種ドキュメンタリー感も演出しているところも、
より現実的で当時の空気感もすごく伝わってきます。
その中での脱出までの物語。緊張せずにはいられません。
百聞は一見に如かず、ぜひ鑑賞していただきたい1本です。
エンドロールの際、役者さんとご本人の写真が出るんですが
そっくりなんです。そっくりすぎるんです。
役者さんの力、見せつけられました。そこも注目してください。
あと余談ですが、
かまいたちの山内さんもYouTubeで
おすすめ映画として「アルゴ」をあげておられました。
なんか同じ価値観なのかな、と思って少し嬉しかったです。
でも「ゴジラ」(ローランドエメリッヒ監督ver)も上げておられた点は
どうなんかな、と思いました。ほんと、余談ですが...