アクションと笑いの融合
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月11日 23時51分
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総合評価:
5.0
この映画の岡田准一は、ハリウッド映画並みのスタントをするから迫力がものすごく出ている。いくつかの格闘技をマスターしているので、アクションに嘘がないのだ。それでいながら殺しをしないようにボスに言われているので、おとなしく過ごさないと後で殺されてしまう。この動いちゃいけないのに動かないといけないというジレンマが、この映画を面白くしている。しかも殺しちゃいけないのだから、殺しに来ている奴らから身を守るのは至難の技になってしまう。
また彼には好きなお笑い芸人がいるのですが、これが周囲の人間と全く合わないほどマニアックな芸人です。人を殺すことを幼い頃から学んできた人間はなぜこんなお笑いが好きなのか観ている間、ずっと考えていましたがわかりませんでした。最後にミサキを助けにいくのですが、ここでのアクションはジャッキーやハリウッドのアクション映画と遜色ないです。スピード感、技のキレなど本当に美しい動きです。彼がどのように助けて、相手はどうなるのかここが見どころです。
全てが終わってまったりしている場面との対比がすごく、殺しの世界にいるようには感じられません。笑えるアクション映画ですね。
イメージワード
- ・楽しい
- ・笑える
- ・恐怖
- ・かっこいい
- ・コミカル
- ・スペクタクル