日本国内での戦争に違和感があります
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月23日 17時55分
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総合評価:
3.0
この映画の舞台は日本でありますが、異なる元号の世界です。この世界では図書に対する迫害を強くすることができる法律があるため、犯罪者が読んだ本は全て有害図書扱いで処分されてしまいます。その処分を守ろうと、図書館側の武装部隊である図書隊がガチで戦います。
この戦いは文字通りの戦争です。銃を使った戦争であり、死人も出ています。今の平和な日本では考えられないストーリーであり、架空の話といっても日本での死人が出る戦いというのは、違和感がありすぎでした。しかし死人が出たことは隠蔽されるというところが日本らしいなと思いました。
図書隊のメンバーである榮倉奈々は、役側がぴったりでした。派手なアクションシーンもこなし、爽快感がありました。そして少し天然ボケなところが戦う集団の武装部隊の中で癒しを与えてくれたような気がします。
榮倉奈々の同僚である福士蒼汰は、プライドが高くて性格が悪そうだったので、福士蒼汰のイメージに合わない気がしました。しかしアクションシーンはカッコよかったです。