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「違和感大ありだけど見る価値あり。」 図書館戦争 貫太郎さんの映画レビュー

図書館戦争 Library Wars

違和感大ありだけど見る価値あり。

このレビューにはネタバレが含まれています

2021年5月29日 21時22分 役立ち度:0人
総合評価: 4.0
前提違和感がとっても大きい。
言論の自由、表現の自由のために第9条の存在する日本でそこまでするか、という思いしかない(ここはパラレルワールドで昭和→正化と年号が移った世界なのでそもそも戦争などに肯定的な世界かもしれないが。)。

たった数冊の図書のために人がどんどん死んでいく、しかしたった数冊でも検閲を許せばそれがエスカレートしてしまうため、守り抜くために図書隊が戦うという話。

ここまで違和感を覚える設定ながらも見ていられるのは岡田准一はじめとするキャスト陣が予想以上に真剣な世界線で演技をしているからだと思う。
さらに、私たちも今当たり前と思って過ごしている世界の中で実はハタから見るとこのように違和感がある(例えば日本の新卒雇用、終身雇用など)ことがあるのだろうと考えさせられる機会にもなるという意味で、見ても良いとは思う。

また個人的な話にはなるが話の大筋ではないところでの岡田准一と榮倉奈々の予想以上に甘酸っぱい恋模様がとてもよかった。
詳細評価
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  • 音楽
イメージワード
  • ・楽しい
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