堂上教官(岡田准一)がかっこいいです
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月14日 23時53分
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総合評価:
5.0
私は原作小説の大ファンだったので、実写化の決定に少し不安がありましたが、
まず配役を見てすごく安心しました。
堂上篤役の岡田准一さん、笠原郁役の榮倉奈々さん、小牧幹久役の田中圭さんの3人は特に、
自分がイメージしていた実写化像とハマっていたので、キャスティングの神さ加減に感動しました。
そして、映画を見てまた安心しました。
原作の内容に沿っていて、自分が想像していたものがぴったり実写化されたような感覚でした。
このお話の魅力は、堂上教官と笠原郁の掛け合いでしょうか。
他の隊員以上に厳しくされることに不満を隠せない郁と、実は「とある理由」から笠原に厳しく指導にあたる堂上教官。
***「とある理由」というのは、郁が図書隊に入ることになったきっかけにあります!!!ここがこの図書館戦争シリーズのみそっかすになります!!!
初めは衝突ばかりを繰り返す二人ですが(それが魅力でもあるのですが)、それと同時に
二人の気持ちにも大きな変化が生まれます。
自分に足りない部分に気づき、いつしか堂上を超えたいと尊敬の気持ちを抱いていく郁と
いくら厳しくしても“本を守りたい”という強い意志で一生懸命に取り組む郁を認め始める堂上。
そんな二人の距離感をお楽しみください!
そして、図書館“戦争”という題名の通り、この作品はアクションが素晴らしいです!
特に堂上教官役の岡田准一さんの激しいアクションはもう圧巻です。
アクションとしても、恋愛としても、コメディーとしても楽しめる作品です!