瑞々しいフェミニズム
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年7月6日 14時03分
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総合評価:
5.0
原作を読んだことがないのですが、大好きなエマ・ワトソンが出ているので鑑賞しました。
前評判通り、フェミニズム満載の映画です(調べてみたら、原作も当時としてはかなり画期的なフェミニズム小説だったそうです)。
南北戦争の時代、メグ・ジョー・べス・エイミーの牧師の娘四姉妹が、それぞれに悩みや喜びを抱えながら成長していく姿を描いています。
次女のジョーと、四女のエイミーを主体にして描いていますが、メグとべスもきちんと見せ場があります。
ジョーは、当時としてはかなり珍しく『私は一生結婚しない』と公言している女性ですが、とある事件をきっかけに、その意見が彼女の中で大きく揺らぎます。
この揺らぎ方は「私は一生結婚しないだろ~な~」と気軽に言えるようになった、現代の女性でもかなり共感すると思います。
2020年の映画というのと、監督のグレタ・ガーウィグはフェミニズムを描いた映画が得意なので、もっともっと多くの人、特に10代~30代の女性に見て欲しいな、と思いました。
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