何年経っても色褪せない名作
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月25日 12時51分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
見たことないし、名前も知らない・・・って言う人はあまりいないんじゃないかと思われる名作。
1979年12月に公開されてから40年以上経っているのに全くもって色褪せない。お子様から大人まで何回見ても飽きません。
見逃しているかもしれない小ネタが満載なのでもう一度見返してみるのもいいかもしれません。
まず冒頭の札束を盗み出し、フィアットに飛び乗るシーン。後頭部だけですが、五右衛門が乗っているようです。追っての車が真っ二つに切られていることからも五右衛門先生の存在がわかります。
次にニセ札に気づいたルパンが札束をばら撒くシーン。目の前の車にコレをやられた日には後続車は事故起こします。
でも注目点はそこではなく、フィアットの中です。刀と後頭部のみですが、まだ五右衛門は乗ってます。札束に押しつぶされて乗っていたのに一言も喋らんかったんかい!
そして、カリオストロ公国にたどり着いた車の中から消える五右衛門。
どこで途中下車したんでしょうね。
ラストの方でロリコン伯爵が時計の針でプチっとやられるシーンのあとの時計塔が崩壊するシーン。
衛士たちに混じって未来少年コナンの主人公がいます。
様々な名シーンに彩られたこの作品ですが細部にはこのような遊び心がふんだんにあります。
ここに書いてある事が本当か確かめたくなった皆様はもう一度この映画をご覧ください。