ルパン映画の最高傑作
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月25日 22時52分
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総合評価:
5.0
宮崎駿監督作品の御多分に洩れず、素晴らしい、テンポの良いストーリー展開で、一番最初に見た幼少時から大好きな映画の一つです。クラリスという可憐なヒロイン、カリオストロ伯爵という偽金を世界にばらまき長きにわたって世の中を混乱せしめてきた、ヒロインを、その強大な権力によって手中に収めようとする極悪人、そしてご存知ルパン、次元大輔、石川五右衛門、(あとちょっとだけ峰不二子)が繰り広げる息もつかせぬ冒険活劇とほんの少しのラブロマンスは、全くもって最上級のエンターテイメントです。何度も見ていますが、40歳を過ぎた今でも大好きな作品です。特に、私の次元好きはこの作品から始まっているんではないかと思うほど、次元の銃さばきは本当にかっこいい。湖に浮かぶ要塞のようなところからライフルを構える次元は本当に本当に格好いいです。最後の名場面、銭形のとっつあんとクラリスのやりとりはもう胸キュンどころの騒ぎではないです。願わくば、クラリスのその後、続編でも作ってくれないかなぁと思っていますが、難しい話なんでしょう。とにかく最高です。見たことがないという方は、必見だと思います。