雀荘・東空紅へ現れたプロ雀士の安永萬(藤重政孝)は、麻雀大会準優勝のトロフィーを抱えていた。雀荘仲間たちから、トップをとれない呪いだと揶揄される。それは数年前に、高レート裏麻雀の勝負において、傀(根岸拓哉)と初めて勝負した時のことだった。同じ卓上で、江崎(趙珉和)という不動産営業マンが自分の命を引き換えにするまでの借金を抱え戦いに挑んでいた。オーラス、傀の捨てた牌が、江崎の当たり牌だった。起死回生とばかりに、和了ろうとする江崎だったが、安永が頭ハネで和了りを奪った。安い手だったが、安永は2位をキープしたまま試合を終わらせた。そして、その時から呪いにかかってしまったのだった。 一方、そんな安永が、高レートで麻雀を打っていることを知った大学生・須賀(古舘佑太郎)は、売り手市場の就職活動を尻目に、人生に張り合いを求めて高レート裏麻雀のデビュー戦に挑むことに。そして安永に連れられたマンション麻雀で、傀(根岸拓哉)と出会ってしまうのだった。意気揚々と勝負に挑む須賀だが、傀の打法に翻弄され、高レートのまさに奈落までひと押しの崖っぷちへと導かれていく―。
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