世界的にヒットした小説が映画化!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月23日 00時29分
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総合評価:
3.0
#Me tooの動きに近いですが、82年に生まれた女性「キム・ジヨン」の生涯を追った映画の作りになっているのですが、わたし自身94年生まれですがそこまで離れていない年齢なのに、韓国の男女社会(男性がいかに偉いのか)ということにもびっくりしましたが、でもどこかあ〜と共感やそういうの普通にみんな発言するよね、とかいうシーンが多くたくさん共感できるポイントもいくつかありました。
キム・ジヨンは旦那と結婚をし、子どもにも恵まれ現在は子育てで育休中という設定なのですが、突然様子がおかしくなってしまいます。というストーリーですがおかしくなってしまってもおかしくないと見ていくうちにわかっていくと思います。義理母との関係、旦那が真剣に捉えてくれない、旦那も育児に協力的だがあくまでサブという立ち位置。元々オフィスで働いてバリバリ働いていたのに育児中に浴びせられる他人からの傷つく言葉を受ける。優秀な女性の先輩が選ばれるはずが別の男性社員がリーダーに選ばれる、など小さいように見えますが重ねて見ていくと男性と女性の差がいかにまだ残っているかが見えてくる、そして勇気も湧いてくる映画だと思います。