森田剛さんの演技は、リアルに怖い。
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月19日 10時28分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
この作品自体は、全く知らないで古谷実さんの作品ですと、ギャグ漫画の実写版くらいにしか考えていませんでした。
最初は、普通の日常を描いていて濱田岳さん演じる岡田と、ムロツヨシさん演じる安藤が、くだらないやり取りをしていて、ちょっと笑える様なストーリー展開で、喫茶店のユカをめぐってのやり取りをメインで進んでいきます。
流石に、この二人の演技は自然体なのと、どちらもコメディ系の演出が上手いと思うくらい、その辺の職場でもよくある会話をしているようで、普通にギャグ漫画的な感覚で気軽な感じで見ていました。
しばらく話が進んだところで、作品名のテロップが流れるのですが、そこからのストーリーが全くの別の物に一変していきます。
森田剛さん演じる森田が主で描かれてますが、かなりグロいのが苦手な方はキツイかもしれませんが、快楽殺人的なシーンの連発に見舞われます。
正直、あの森田さんの目つきとかは、リアルな感じがして怖いですが、まさにそれが見どころと言えます。
最後は、モヤモヤと何か絶望感みたいな気持ちなる作品だと感じました。
イメージワード
- ・悲しい
- ・泣ける
- ・不気味
- ・恐怖
- ・絶望的
- ・切ない