映像、音楽、配役が最高!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月29日 00時32分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
私はこの作品を見て、タイトルの通り映像・音楽・配役の3点に惹かれました。
まず映像から注目すると、ミニオンズを制作した会社が造っているというだけあって、細部まで映像がリアルで美しかったです。アメリカの街独特の明るい雰囲気が感じられました。また動物しか登場しませんが、動物たちの毛並みやトゲなども忠実に再現されていました。個人的に映像面で好きなシーンは主人公・ムーンの劇場で行われる光るイカのショーです。とても神秘的で、実際に見てみたいなと思わされる素敵な演出でした。映画全体を通して、全ての動きが滑らかで綺麗なので、皆さんもオススメシーンを見つけてみて下さい。
続いて音楽ですが、素敵な曲ばかりです。曲以外の部分でも、物語前半でオーディションの場面があるのですが、様々な動物たちが個性溢れるパフォーマンスをしているので、ぜひ見てください!そして物語後半のムーン劇場で主要キャラクターたちが披露する曲はそれぞれテーマがあり、心に響くものがありました。どの曲も前向きになれるもので、特にジョニーが披露したエルトン・ジョンさんの「I’m still standing」は軽快な音楽ながらもメッセージ性があり、背中をおしてくれます。
音楽ももちろん素敵なのですが、配役によってさらに魅力が引き出されています。主人子のムーンには内村光良さんが起用され、みんなを包み込んでくれる温かさを見事に表現されていると思います。そして驚いたのが、長澤まさみさん・スキマスイッチの大橋卓弥さん・MISIAさんがそれぞれの役にとてもハマっていたという事です。実は長澤さんが声優を担当されていた事を視聴後に知り、演技も歌もアッシュに合っていて歌がとても上手で感動しました。大橋さん・MISIAさんは歌は本当に文句なしで最高だったのですが、演技面でもそれぞれの役の雰囲気を完璧に出していたので、凄いと思いました。ジョニーの心優しい所、ミーナの控え目だけど芯がある所がとても声に現れていて、最高の配役でした。
全体的にTheアメリカンドリームなストーリーだなと感じました。映画のタイトルの通り、歌に満ち溢れた内容で映画館で見れたらさらに素敵だっただろうなと思いました。笑いたい・感動したい時などにぜひオススメです!