「お金より夢を追う姿に感動！」 RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 takky1224さんの映画レビュー

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 Railways

お金より夢を追う姿に感動！

このレビューにはネタバレが含まれています

takky1224

2021年1月30日 15時48分役立ち度：0人

総合評価： 4.0

中井貴一演じる主人公は、大手の大企業で順調に出世しているエリートサラリーマンでした。しかし、あるきっかけでエリート街道の道を降り、子供の頃の夢であった地元のローカル電鉄での車掌になるために転職しました。お金よりも子供の頃からの夢を選択するのは凄い決断力であり、羨ましく思います。また家族の理解を得られたというのも大きいと思い、周囲の協力を得られるように日頃からの信頼関係の構築は重要であると感じました。車掌になった中井貴一は地元の住民とのやりとりを通して精神的なゆとりを得られ、お金では買うことができない経験をしており、充実した生活を送っているのが伝わってきます。この映画を鑑賞して、私も同じサラリーマンとしてどのような形で定年を迎えるのであろうか、考えさせられました。夢を断念してサラリーマン生活をしている方にはお薦めできる映画でした。中井貴一の娘は心も顔も美人であり、このような娘がいたら幸せだなと思いました。