カンフー映画マニアにはたまらない超大作です
2020年8月23日 15時17分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
ジェット・リーとドニー・イェンという豪華コンビで撮影された、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」。2作目の「天地大乱」は最も素晴らしいと言われています。
辮髪でもジェット・リーはかっこ良い。昔の香港で台頭してきた白蓮教の争いに巻き込まれたフェイフォン。背後にはどうやら政府の影が。どうやら貿易の利を得るために利権を奪おうとしている様子。そんな中、フェイフォンは希望に燃えた若者・孫文と出会っており……。
香港アクション映画のはちゃめちゃ感が面白いのと、アクションシーンの素晴らしさに燃えるための映画です。特にラストのジェットVSドニーの棒術合戦は見ていてどちらが勝利するのかすごくハラハラします!天井から作物がバラバラと落ちてきて、その中で相手が見えずに戦うなんてすごく難しいことです。迫力満点となっています。
冒頭からジェットのカンフーが堪能できることや、テーマソングである『男兒當自強』が凄くかっこいいことも魅力です。見たら間違いなくカンフー習いたくなります。若いころのジェットは動けましたし、少林寺などで馴らした拳法がありますから型がとても美しいのです。個人的には何度見たかわかりません。
何故か孫文に出会ったりしますが、それはストーリーのスパイスとして楽しんでほしいです。この時代のドニー・イェンも若く、顔は現在よりずっとキツい印象となっています。辮髪や清王朝の服など、古い中国文化も楽しんでほしいところです。