その横顔は絶望か、それとも
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年7月28日 20時33分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
一つの事件が主人公の女性の人生を変えてしまった。結婚も、仕事も、人間関係も住む場所も車までも全てを失うことになる。自分が犯した罪でないのに、さもかも自分がやったかのように非難される。しまいには過去のちょっとした行動が犯人である甥っ子の人格を変え犯行に及んだのではと憶測で言われてしまう。
追い詰められ追い詰められ希望が見えない主人公。自分を追い詰めた一人を目の前に車で轢き殺せる状況になり、アクセルを踏み込もうとするができないもどかしさ。最後のラストシーンはずっと彼女の表情がとてつもなくにがく苦しかった。
筒井真理子さんが途中、ベッドシーンがあり、裸のシーンが映りますがこれは必要だったのかな?セクシーではあったけどここだけのせいでレイティングかかってしまったか。もう少し幅広く多くの人に見てもらいたいからこのシーンはなくても良かったかも。せめて押し入れで抱き合うシーンだけ。市川実日子さんの重い演技が狂気であった。