めがね
海辺の小さな町にやって来たタエコ(小林聡美)は、素朴で小さな宿・ハマダに到着。宿の主人・ユージ(光石研)とその愛犬、さらには不敵なほほ笑みをたたえた女性・サクラ(もたいまさこ)らに出会う。何日かを過ごしたタエコは、マイペースに明け暮れるハマダでの毎日に違和感を覚え、別の宿へ移る決心をするが……。
小林聡美さんと、もたいまさこさんのカラーがよく出ている、不思議で、ゆるくて、あたたかい、そんな作品です。 携帯もない、たそがれることの他にすることは何もない場所。ただ海を見て、風を感じ、ごはんを食べて、人とほんとに少し話し、本を読んで、また少しだけ人と話し、寝る。 そんな時間てなかなか現代人にはないですよね。普段仕事に追われていたり、携帯ばかり気にして他人のペースで生きている人が、いきなりそんな空間に身を置くと、何をしていいかわからないんですね。 何もしないことをするのって、案外難しいのかもしれません。 でも、何もない時間に見えて、そこには大きな大きな意味があるんです。気付きがあるんです。 日頃見つめられなかった自分の中に起きる変化を感じることができるんです。 物語を盛り上げてくれるようなことは何も起きません。でも映像と登場人物が作り上げるあのやわらかくて、優しくて、ちょっと不思議な世界観が私は好きでした。いつまででも観ていられそうな作品です。 男性にはもしかしたら苦手な方もいるかもしれませんが、それはそれでいいのです。 この世界観を体験してみて下さい。きっとクセになります。
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