「語り継ぐべき話」 あの日のオルガン かずさんの映画レビュー

終戦の日前日にたまたま見ました。小学生くらいの子が集団疎開とかは聞いたことはありましたが、未就学児の集団疎開があったことは知りませんでした。うまく感情や排泄のコントロールができない子供達を数名の保母さん達が面倒を見るのは大変なこと。しかも慣れてない土地で親たちとも離れるのはとても辛いこと。でも空襲で一家全滅になってしまうよりかは、と親たちは先生に託します。まだちゃんがとてつもなくおっちょこちょいですが健気に頑張る姿はよかったです。また、楓は悲しいことがあっても子供たちを守るためにも必死になり、守り抜いて来ました。戦争が終わって子供達が帰ってしまったあとの喪失感はとてつもないものであったのでしょう。戦争の話なのでぜひとも多くの方に見ていただきたい。小学生も高学年であれば見られる内容かと思います。